NHK「おはよう日本」2012.1/26放送
ダボス会議での渡辺謙氏の発言が各局のTVニュースに取り上げられ、どの局も「絆の大切さを訴えた」といった形で締めくくっていました。
しかし実際の渡辺謙氏の訴えの要旨は、原発からの脱却だったのです。
この期に及んで主要マスコミは原発批判隠蔽です。
「国は栄えて行くべきだ、経済や文明は発展していくべきだ、人は進化して行くべきだ。私たちはそうして前へ前へ進み、上を見上げて来ました。しかし度を超えた成長は無理を呼びます。日本には「足るを知る」という言葉があります。自分に必要な物を知っていると言う意味です。人間が一人生きて行く為の物質はそんなに多くないはずです。こんなに電気に頼らなくても人間は生きて行けるはずです。「原子力」という、人間が最後までコントロールできない物質に頼って生きて行く恐怖を味わった今、再生エネルギーに大きく舵を取らなければ、子供たちに未来を手渡すことはかなわないと感じています。」
スピーチ全文
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/news/davos.html